小国町森林組合(FY2016-2018)

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https://www.facebook.com/ogunisugi/

1. 小国町について

 小国町は、熊本県の最北端である阿蘇山の裾野に位置し、九州全体から見るとほぼ中央部にある町です。筑後川の上流部に位置しており、豊かな水資源と自然資源に恵まれています。東西北部は大分県、南部は南小国町と隣接しており、総面積の7割以上が山林を占めている農山村地域です。雨も多く年間降雨量は2,300㎜ほどになります。このような多雨多湿の環境であるため、森林の生育に適した場所だと言えます。
 国の環境モデル都市に選定されるなど、林業地としての歴史だけでなく、様々な新しい地域経営のかたちを模索し、トライし続けているのが小国町の特徴です。また、豊かな農作物や林産物に恵まれており、杖立温泉わいた温泉郷温泉などの観光資源も有した町ですので、九州を訪れる際には、ぜひともご訪問をご検討ください。小国町の観光情報に関する資料・パンフレットなどは、大阪の地域創生連携活動コンソーシアムにおいても常時、配布をしております。

2. 小国町森林組合について

 小国町森林組合は、1951年(昭和26年)の創設以来、山林から伐り出された杉丸太の販売(約3-4万m3/年)を主として、豊かな小国杉の森を守ってきました。販売だけでなく、一人親方組合などと協働をしながら、伐採搬出から植林、下刈を行っています。
 2006年7月には、SGEC森林認証「緑の循環」を取得・遵守しており、持続可能な森林経営の実践だけでなく、トレーサービリティ・システムなどを積極的に導入し、安心してお使いいただける木材を提供する仕組みづくりに日々努力をしております。

3. 小国杉を使ったさまざまな製品について

 小国町森林組合では、地元の製材工場や職人さんたちと連携をしながら、さまざまな製品を展開しています。木製品については、地域創生連携活動コンソーシアムの「林業地連携ラボ」においても販売を行っております。


小国杉の活用

 小国町森林組合が厳選した天然木材を使った商品ブランドです。小国杉は、九州国立博物館の収蔵庫の壁などにも採用されており、その高い建築用材としての調湿性能は高い評価を受けております。また、小国町には豊かな地熱資源があり、これを応用した自然の負荷の少ない乾燥方法で作られた小国材をご提供できます。
さまざまな地域材製品がありますが、代表的なものは次のような商品となります。

地熱乾燥材(岳の湯地区から立ち昇る地熱を利用した木材乾燥を活用した化石燃料フリーの材です)
柱材(サイズ:105角、120角、150角)
構造材(6mや8mなどの長尺にも対応可能です。ご相談ください)
板材(厚30mm、40mm/幅150mm、180mm)
合板(サイズ:12mm、24mm、28mm;SGEC認証製品です)

 豊かな地熱資源を用いて乾燥させた小国杉は、石油などを使った乾燥方法と異なり、シックハウスや化学物質アレルギーを抱える方々にもやさしい材ですので、ご興味をお持ちの方は是非ともご検討ください。


Oguni earth series(Webカタログ)
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(クリックするとネットショップに飛びます)

 小国杉を使ったオーダーメード商品のカタログです。カタログにある商品の大半は、地域創生連携活動コンソーシアム「林業地連携ラボ」の小国町ブース経由かWebショップにおいてお買い求めいただけます。


carboncube (カーボン・キューブ)

 「carboncube(カーボン・キューブ)」とは、小国杉から作られた積み木のブロックです。
キューブを1個購入していただくと、小国杉が1本植樹されます。キューブには個別の QRコードが印刷されています。このQRコードからインターネット上にあるサイトにアクセスし、植樹した杉の成長の様子を見ることが出来ます。楽しみながら地域の環境づくりに貢献することができる、新しい仕組みです。


4. その他の小国杉を使ってくださっている製品について

杉木口スリット材 (株式会社平川木材工業)

 福岡県の平川木材工業様では、小国杉を使った杉スリット木材の開発・販売を行っております。小国杉が呼吸をすることで、室内空間の空気を浄化し、湿度を調整し、空間にいる人の心と体の安定を提供する効果があります。